あなたがどんなに世界を知ろうと、ここまで見られはしなかったろうよ。ウィーン観光で必ずや訪れるメインスポット、ウィーン市役所
(RATHAUS)。フリードリッヒ・フォン・シュミットの設計で 1883年に完成したネオゴシック様式の建物です。その尖塔で、今日まで一人佇んできたのがこの男、通称「市役所の鉄人」=
EISERNER RATHAUSMANN と申します。伝説によると、教会よりも高い塔を建てるなどけしからん!と言われて、塔を98メートルにしたんだとか。ところが、その上に3,5メートルの像を立たせ、さらにその騎士に6メートルの旗を持たせて、高さ合計107メートルの快挙を達成したという曰く付きの像です。掲げている旗で来るべき市民社会を鼓舞していたのかもしれませんね。うんと上を見上げれば、天を支える縁の下の力持ち。さよう頂点を極めた者の姿はもはや誰にも捉えることは出来ない。ちょっと隠れたメッセージを込めて、密かにエールを捧げる人にプレゼントしてもおもしろい。
高さ12cm、グローブ直径80mm。
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