「サイレントナイト」という名前のスノーグローブです。雪の中、外灯が、訪れる人を待っているだけです。時に、誰かがガラスを振ると、ひどい吹雪がこの世界を真っ白に塗り替えてしまいますが、音のない嵐のあとには、また何ごともなかったような冬の夜。スノーグローブらしいスノーグローブ、実はもうひとつの名前があります。それは Obarndorf Chapele＝オーベルンドルフ教会。実は「サイレントナイト」とは、みんなが知っているあの「きよしこの夜」の歌のこと。そしてこの建物こそ、この曲の記念礼拝堂、オーストリアのオーベルンドルフ村のサイレントナイト・チャペルだったのです。1818年、この村のセントニコラス教会でヨーゼフ・モーア助任司祭が作詞、教師のフランツ・グルーバーが作曲してクリスマス・イブに歌われたのが「きよしこの夜」。19世紀末には「教師と牧師が作りぬ」と飾り版にも記されたといいます。後にこのチャペルが建てられ、今ではこの曲の故郷を訪ねて世界中の人が集まるようになりました。毎年イブの夜、夕方５時、ここで「サイレントナイト」のミサが行われ、集まった人々が合唱に加わります。そのままでは分からないけれど、手にとればいろんなものが見えてくる、これがスノーグローブ。今晩、星を便りにここにやって来るのはどんな人でしょう？　高さ12ｃｍ、グローブ直径80ｍｍ。

外はずいぶんと白い雪だから、どうぞ中にお入り。ここは神の家、皆さんお集りです。本当にどこかの田舎町にこんな色の教会があるのでしょうか。PERZY村には大小様々な教会がありますが、これは雪景色にくっきりと浮かぶ青い青い教会です。白い屋根と四色に塗り分けられた窓が可愛いアクセントになっています。水の中にすっくと立っている塔、よくご覧下さい。銀の鐘がきちんと据えられています。この鐘の音色が聞こえるのは、スノーグローブ・ビレッジの住人だけ。鐘の音を聞いて入り口の所にお祈りの人たちが集まって来たようですね。高さ12ｃｍ、グローブ直径80ｍｍ。

金色の教会 #1401/#1227/#1154

大きいのと、中くらいの、そして小さいシュテッフル (Steffl)。ウィーンの人たちが親しみを込めてそう呼んでいる塔が３つ、金色に輝いて揃いました。お好きな大きさをお選び下さい。旧市内の真ん中に建って、まさにウィーンの象徴になっているのがこのSTEPHANDOM (シュテファン寺院）です。ひときわ目を惹く北南塔は137メートル。ここからは町を一望に見渡すことが出来ます。それより小さい塔もありますがそれは北塔。建築家が、建設中に恋のために悪魔の罠にかかって、遂にこの高さのままになったという悲恋物語があるのだとか。ミニサイズの外箱にも印刷されていて、ウィーンそしてPERZYの顔ともいえる教会です。※今回入荷分には土台の文字はありません。

たっぷり余白をとった大きめのガラス球の中で、寄り添うようにしている三軒。横から見ると、けなげにも切り立った崖の上に踏み止まっているようですが、上の方から覗くと、深い雪の谷間に埋もれて建っているようにも見えます。緑や黄と、教会や家の色の組み合わせも様々。不思議ですね、単純で明解な塗り分けの技なのか、古く懐かしい風景なのに、とってもモダンでおしゃれにも思えます。マイナス１０℃以下の冬の朝など、大気中の水分が凍って輝く現象をスノーダストといいますが、大きいグローブでは、舞い散る白いフレークがレンズ効果 の屈折で丸く取り巻いたように反射して、まるでそんな風な効果をあげて見えたりします。中の水が澄んでいたらなおさら。スノーグローブの空間マジックが生きている大型タイプです。 高さ17cm、グローブ直径120mm。商品ごとにそれぞれの建物の色が異なります。

吹雪というより、真っ白にたなびく霞の中に見えてくる山のチャペル。アルプスの三角帽子。粉雪をかいくぐり、いつか辿り着きたいな。なにかお話の一節みたいに、山の反対側に抜けると、そこに立っているいるところが大好きです。高さ7ｃｍ、グローブ直径45ｍｍ。

見ようとしなければ見えない物だってあるのです。たとえ一雫の水玉の中にだって安らぎの場所を見い出すことが出来るのです。目を凝らして見ているとそこに窓があることだって気付くはず。 高さ3.5cm、グローブ直径25mm。

山の教会に雪が舞います。アルプスのふもとでずっと親しまれてきた村のチャペルを想像して下さい。日本女性が結婚式に夢見る教会でお馴染みの三角屋根。建物は青・赤・黄などなど色とりどり。それぞれみんなくっきりと鮮やかに塗られています。これならきっと白い景色に遠くからでもすぐ分かるでしょうね。グローブに建った教会はあなたを何色で待っていることか。静かな季節によく似合う風景。じっとさせていても、まだ幾ひらか、なごりの雪片がしばらく漂ったり。時間はどんどん経っていくけれど、ときにはこんな景色に立ち止まってゆったりとね。大きさは高さ12ｃｍ、グローブの直径は80ｍｍです。現在庫の色は水色、黄色、赤、緑です。色指定について。

PERZYビレッジの集会所は彩り豊か。四色の外壁に、窓の色もさまざま。でも屋根の上の真っ白の雪の色だけはみな同じ。こんな建てものが並ぶ谷間に虹がかかったらさぞかし素敵なことでしょう。お好きな色をお選びください。高さ7cm、グローブ直径45mm。現在庫の色は緑、青、黄、茶、赤です。 色指定について。

An Alpine Churchという英題がついています。高い山のふもとのチャペルに冬がやって来ました。赤い塔にも白いものが降りてきます。とても民芸色のある素朴なスノーグローブ。手のなかでぐるっと回すと、吹雪が舞い上がりたちまち教会は雪に閉ざされます。山の反対側には、小さなキャビンがあります。これもまた、厳しい雪にじっと耐えています。冷たい冬の国で生まれたグローブらしい景色ですが、水が静かに落ち着くと、ハンドクラフトの優しさで、暖かな気持ちにさせてくれます。大きさは高さ12ｃｍ、グローブ直径は80ｍｍです。

森の都の楽しい形が２つ。キラキラ水中で輝いています。ドナウ川に抱かれて広がる広大なプラター公園。「第三の男」で有名になった大観覧車。そして、ウィーンの中心で町の人たちのよりどころになっているシュテファン寺院の金の建てもの。寄り添うように２つ、スノーグローブの空に浮かび上がります。遊園地と教会、この２つのコンビが当たり前に仲良く並んじゃうところがスノーグローブの水中マジック。観覧車の真っ赤なワゴンと、教会の金がスノーフレークにきらめいているのを見ると、これが昔からずっと一緒のコンビだったような気がしてくるから不思議です。高さ17cm、グローブ直径120mm。120mmサイズのお取り扱い注意。

ザルツブルクから北へ20キロほど、小さな村がこのグローブの舞台。80ｍｍサイズと同じ白い教会の小型サイズです。PERZYスノーグローブには名高いシュテファンダム教会（「金色の教会」）がありますが、それに比べたら、ささやかな建物。でも、オーベルンドルフ・チャペルのシンボルは世界中のクリスマスに響きます。1818年のクリスマスイブ、ヨーゼフ・モーア助任司祭の詩に、小学校の先生フランツ・グルーバーがギターで伴奏した曲。誰でも知っている「きよしこの夜」はここで生まれました。かつての聖ニコラス教会は100年ほど前に無くなってしまいましたが、1937年にこの記念礼拝堂が建てられ、それからクリスマスには、「サイレント・ナイト」の礼拝が行われるようになりました。19世紀始め、貧しかった村に心傷めたモーアの思いは、20世紀になり大戦中も途切れること無く続いて来たことになります。21世紀になっても静かな夜への祈りは変わりません。高さ7cm、グローブ直径45mm。

青い教会に聖夜の流れ星ひとつ舞い降りた。幸せなクリスマスにほのぼのとした夜を添えてくれることでしょう。PERZYではもうお馴染みの教会、その前のツリーにも今宵は明かりが灯っています。それが何かの光景かどうかさえ最初は分からなくらい簡単に描かれています。ところが、ひとたび、ああ小さなイエス誕生だってことが分かると、次第に景色が見えて、まるで絵本の扉を開いていくようで不思議。シャンシャンシャンと鈴が鳴ったり、キラリキラリとしたクリスマスとは無縁だけれど、切り絵みたいに簡潔で、だから流行と関わりなくいつまでも新鮮に見えるはず。高さ17cm、グローブ直径120mm。120mmサイズのお取り扱い注意。